○4-2 vs 三菱重工神戸

2010関西サッカーリーグ Div.2 第8節 (vs 三菱重工神戸)
2010年6月27日(日)11時45分キックオフ
【試合経過】試合終了 ○4-2
【得点経過】
前半32分 18石倉(アシスト11岩田、10宇野)
後半1分 失点
後半2分 10宇野(アシスト15奥田)
後半13分 18石倉(アシスト15奥田)
後半35分 11岩田
後半36分 失点
【先発メンバー】
GK 1内野
DF 2上田、5小池、7清津野、22前田
MF 9藤原、10宇野、14西崎、15奥田
FW 11岩田、18石倉
【選手交替】
前半39分 22前田→3竹中
後半32分 9藤原→6藤岡
後半45+2分 7清津野→4中島
【山本監督コメント(ハーフタイム)】
 ・1-0で終わるつもりはない。追加点を取りに行こう。
 ・相手も一発のカウンターを狙っているので、しっかりした守備から良い攻撃を作ろう。
【山本監督コメント(試合終了後)】
 ・ポゼッションを高めることで、楽なサッカーをできるようにしよう。
 ・悪いなりにも勝つことができた。顔を下げる必要はない。


太陽が丘の天然芝ピッチは雨の影響を受けて重く、晴れたり曇ったり少し降ったりと気温と湿度が上昇する不安定な天候の下、TOJITSU滋賀FCのキックオフで試合開始。
前半の立ち上がりからボールを支配し、果敢に攻め込む。2分には右サイドで味方からのパスを受けたMF9藤原が意表を突いたループ気味のミドルシュートを放つがクロスバーに弾かれゴールならず。
続いて3分、6分、8分、11分と立て続けに相手ゴールラインまで深く攻め込みラストパスを送るものの、相手の身を挺した守備とゴールポストにも防がれ、次第にゲームは膠着状態に陥った。
19分と24分にはミスからカウンター攻撃を受けるが相手のシュートは枠を捉えられない。
前期の対戦に続いて、スペースを消してしっかりと守る相手を攻めあぐねる状況の中、32分に中央からMF10宇野が縦パスを入れる。FW11岩田がこれをダイレクトで相手DF裏のスペースに流すと、反応したFW18石倉が一瞬で抜け出し、相手GKを最初のワンタッチでかわしゴールへ流し込み、待望の先制点を挙げる。
直後には立て続けに相手コーナーキックのピンチを迎えるが得点を許さない。
39分、持ち味の積極的なプレーを発揮できずにいたDF22前田からDF3竹中に選手交替を行う。前半はこのまま1-0で終了。

後半開始直後、サイドを攻めるが奪われ、切り替えが遅いところを突かれ、簡単に自陣深くまで進入を許してしまう。
相手センタリングをDFが一旦クリアするものの、そのこぼれ球を相手20に拾われ、中央からシュートを決められ失点、1-1と試合を振り出しに戻される。
しかし、直後の2分、相手陣内中央でMF15奥田のヒールパスを受けたMF10宇野がダイレクトで30mのミドルシュートを相手ゴールに突き刺し、2-1とすぐに勝ち越しに成功する。
攻め続けながらなかなか追加点を取れず、逆に簡単に点を奪われて雰囲気が悪くなりそうなタイミングでの値千金のゴールとなった。
その後も攻めるものの厳しいコンディションの中、徐々に精度とスピードを欠き、めまぐるしく攻守が入れ替わる展開となるが、13分、右サイドのパス交換からMF15奥田がゴール前にセンタリングを送り、これをFW18石倉がこの日2点目のゴールをヘディングで合わせて3-1とリードを2点差に広げる。

その後も攻める時間は多いものの、わずかなところでの連携を欠き、報われない展開が続く。相手にボールを奪われた後の切り替えも遅く、相手にボールを運ばれる時間も増えるが、MF10宇野、MF15奥田の両ボランチが攻守に良く走り、DF陣が適切に対処して相手の追撃を許さない。

32分にはMF9藤原からMF6藤岡に選手交替を行い、チームの活性化を図る。

すると35分、DF5小池が自陣左サイドから浮き球のフィードを送り、FW11岩田が巧みなトラップでそのままスピードに乗ったドリブル突破してシュートを決め、4-1とさらにリードを広げた。

ところが直後の36分、相手陣右サイドでのファールから相手39の長いフリーキックをゴール前の遠いサイドにいた3に押し込まれ4-2と差を縮められる。
その後は、ロスタイムにDF7清津野からDF4中島に選手交替を行うもスコアは変わらず、4-2で前期を引き分けた相手に勝利し、リーグ後半戦のスタートを切った。

日頃の厳しいトレーニングの成果が悪コンディション下での運動量に形としてあらわれたものの、流した汗の量を考えると、選手たちには決して満足のできる試合結果とはならなかった。
今後ますます暑く厳しいコンディション下での試合が続く中、「ゲームコントロール」、「効率的な攻撃」という新たな課題が見つかった。今期開幕から試合毎に着実な成長を遂げてきただけに、新たな課題にも積極的に改善に取り組み、早期に克服してくれることを期待したい。

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