○7-1 vs 関学クラブ

2010関西サッカーリーグ Div.2 最終節 (vs 関学クラブ)
2010年10月3日(日)12時45分キックオフ
【試合経過】試合終了 ○7-1
【得点経過】
前半7分 18石倉(アシスト11岩田)
前半14分 15奥田
前半44分 11岩田(アシスト9藤原)
後半19分 18石倉
後半22分 18石倉(アシスト8田口、15奥田)
後半28分 9藤原(アシスト16福島)
後半35分 失点
後半38分 13野元
【先発メンバー】
GK 1内野
DF 2上田、3竹中、5小池、8田口
MF 9藤原、10宇野、14西崎、15奥田
FW 11岩田、18石倉
【選手交替】
後半10分 3竹中→16福島
後半30分 9藤原→13野元
【山本監督コメント(ハーフタイム)】
 ・リードしている状況だが、まだ得点を狙っていこう。
 ・相手はスピードがある攻撃を仕掛けてくる。少しでも対応が遅れると失点につながるので注意しよう。
【山本監督コメント(試合終了後)】
<※試合後の締めをできませんでした。当日、選手たちに伝えたかったことを取材しました-10/5 19時追記->
 ・すばらしい成長を見せてくれた、胸を張って昇格しよう。
 ・ここまで支えてくれたすべての方々に感謝しよう。
 ・10月24日からのKSLカップで再びチャレンジしよう。

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この結果、10勝2敗2分(勝点32)で「2010関西サッカーリーグ Div.2」優勝と2011年シーズンのDiv.1昇格が決定いたしました。
たくさんのご声援とご注目、本当にありがとうございました。
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いよいよリーグ最終戦、勝てば優勝、引き分け以下となれば他会場での結果次第で昇格圏外の3位もありうる状況。負けられないプレッシャーの掛かる試合、雨の阪南大学高見の里Gで4月の開幕戦で敗れた関学クラブとの対戦、12:45TOJITSU滋賀FC(以下、滋賀)のキックオフでスタート。

雨に濡れた人工芝のピッチと、シンプルにロングボール主体に攻めて奪われると素早く切り替えて激しくプレスを仕掛ける関学クラブ(以下、関学)の動き、そして昇格へのプレッシャーに、いつもの連動性が生まれずぎこちない試合への入り方となった。
それでも中盤でパスがつながると、コンパクトに守る関学DFの裏のスペースへのFW11岩田とFW18石倉のスピードある両FWの抜け出しが活きはじめ、前半2分には左サイドのスペースに抜け出した石倉がドリブルで持ち込み相手DFと交錯するがノーファウルの判定。徐々にペースをつかみ始める。そして、7分、中央でボールをキープした岩田からのパスを受けた石倉がしっかりとゴールを決めて待望の先制点を挙げる。

先取点を取ると、開始直後の硬さもほぐれて中盤でのパスが繋がりだす。そして、14分、左サイドでパスを受けたMF14西崎がドリブルで中央に持ち込むところを倒されて、直接フリーキックのチャンスを得ると、前節で同じ位置からゴールを決めているMF15奥田が今日もしっかりと決めて2-0とリードを広げる。



2-0となるも、滋賀のMF陣の頭上を越える関学のロングボール主体の攻めに苦戦し、DF陣がしっかりと対応してはね返すものの、セカンドボールを拾われて押し込まれる場面が続く。25分には奥田がタイミングの遅れたファウルタックルによりイエローカードを受ける。


27分にも右サイドでファウルを犯すが相手直接FKをしっかりとはじき返して相手に得点を許さない。すると35分くらいから再びペースをつかんで両サイドのスペースを広く使って攻め込むがわずかに合わず追加点を挙げることができない。それでも44分に、MF9藤原のパスを受けた岩田が一瞬のスキを見逃さずゴールを決めて3-0にリードを広げて前半を終える。



後半、5分に関学FW28がミドルシュートを撃つが枠を外れる。負けずに滋賀もクロスから石倉がヘディングシュートを放つが関学GK正面をつく。
10分には競り合いでの強さを見せていたDF3竹中が足を痛めて、急遽MF16福島と選手交替を行う。その後は一進一退の展開となり、時おりミドルレンジから関学が鋭いシュートを放つがGK1内野がしっかりセーブする。






19分、DFからのロングフィードを左サイドのスペースで受けた石倉がスピードに乗ってゴール前へ進入してそのままゴールを決めて4-0に、


22分には、左コーナーキックのチャンスを得ると、奥田の蹴ったボールをゴール前のDF8田口がしっかり頭で合わせて叩きつけたボールはその前にいた石倉に当たってボールの方向が変わりゴールイン。5-0となり、石倉、思わぬ形で?ハットトリック達成。

28分には右サイド福島からのグラウンダーのロングパスに抜け出した藤原が関学GKの股下を抜く技ありのシュートを流し込み6-0に。



直後の30分には、その藤原からMF13野元へ選手交替。攻守を締めなおす。

ところが35分、滋賀陣内ペナルティエリア付近にボールを持ち込まれるとクリアできず、混戦から関学FW13に見事なミドルシュートを叩き込まれ、1-6となる。無失点でゲームを締めたかっただけに悔やまれる失点となった。
それでも38分、左サイドの西崎からのロングパスをゴール前で受けた石倉が落ち着いて放ったシュートを関学GKが辛うじてゴールからボールをかき出すものの、野元がいち早くボールに詰めて体勢を崩しながらもボールを押し込み7-1と再びリードを広げる。
その後はスコア動かず、最後まで集中したままゲームを締めて7-1で勝利。最終節での逆転優勝に花を添えた。



今シーズン開幕から1敗1分というスタート、何とか立て直しつつも前期最終節のラスト1分での失点により全社関西予選への出場権を失い、気持ちを切り替えて後期を迎えるもののホームビッグレイクでディアブロッサ高田に0-4の大敗・・・と、まったくと言って良いほど思うようなシーズンを過ごしてくることができませんでした。
それでも、悩み苦しみぶつかりながらも、本当に一段ずつ階段を上るように成長を遂げてきた選手たち。そんな選手たちに一切妥協を許さず、ぶれることのない指導で成長を促した山本監督。そして何より、うまくいかない中でも温かく気持ちのこもった声援や励ましの言葉を送ってくださったサポーターをはじめとする普段からご支援してくださる皆さん。すべての方々とこの喜びを分かち合いたいと思います。本当にありがとうございました。
リーグ戦を終え、今期は関西リーグカップの数試合を残すのみとなりました。
Div.1の強豪を相手に、1試合でも多くこのメンバーで戦うことができるよう、最後の最後までChallengeし続けます。引き続きご支援ご注目のほどよろしくお願いいたします。

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